柿の花が満開!秋の実りに向けてスタートです!
5月に入り、柿の木が一斉に花を咲かせ始めました。たくさんの蕾が顔を出し、いよいよ果実づくりの第一歩が始まります。
この時期に行うのが、「摘蕾(てきらい)」という作業。
摘蕾とは、果実になる前の蕾を間引くことです。
なぜ蕾を間引くのかというと、木の養分を厳選された蕾に集中させることで、果実の質を高めるためです。すべての蕾を育てると、栄養が分散してしまい、実が小さくなったり味が薄くなったりしてしまいます。
摘蕾の主な目的
・果実の大きさや味の向上
・実のなりすぎを防いで、木への負担を軽減
・翌年の花芽形成を助けることで、継続的な収穫につなげる
この作業は、果実がついてから間引く「摘果」よりも早い段階で行うため、木のエネルギーを効率よく使えるというメリットがあります。
ひとつひとつ手で行う地道な作業ではありますが、秋に美味しい柿を届けるための大切な工程です。今年も丁寧に、コツコツと進めています!







